【銘柄分析】丹青社(9743):コロナ直撃でこれからどうなる!?

本記事は銘柄に対する記載も含みますが、投資を推奨するものではありません。
また、本記事の内容は投稿時のものとなるため企業データの最新情報と異なる可能性があります。
あくまで自己判断での投資をしていきましょう!

今回は3月12日に決算が発表された丹青社について書きます。

新型コロナウイルスの影響がかなり出ている会社であり、減配も発表されています。

事業概要

会社名:丹青社

業種:サービス

主要事業:空間ディスプレイ企画・設計

特色:空間ディスプレイ事業として、商業施設・チェーンストア・文化施設の内装設計・施工を行っています。工程の中で専門特化した中小企業が多い中で数少ない総合ディスプレイ事業会社となっています。

モノを売るわけではなく、設計・施工のために動くことで稼ぐため、売上が積み重なっていかない特徴があります。

株価:870円(2021年03月06日現在)

配当月:1、7月

 

総合評価:73.74ポイント(324位/2717社中)

コロナ直撃で来期予想が大幅な減収減益。なんとか今の会社予想値まで達成できるか?

判断としては売りまではいかないものの、新規の購入は難しいといったところ。

中期経営計画どおりにいけば更なる発展が見込めるとは思っており今後も注視します。

減配も発表されましたが配当性向を80%以上に引き上げてなんとか株主還元をしようとしている点は評価できる点で、ぜひがんばってほしいです。

 

配当のポイント:今の利回りはどうか、今後増配しそうか?

ここ最近は順調だったが、コロナ影響で2020年、2021年と連続で減配。

配当指標への考え方はこちらに記載しています。

みのかぶ家計簿

先日KDDIの銘柄分析について投稿してみました。 今後も似たようなかたちでいろいろな銘柄について書いてみようと思っていま…

利回り:2.99%(2021年03月06日現在)

配当推移(2016~2020年):22円(2016)→36円(2017)→38円(2018)→42円(2019)→40円(2020)→26円(2021予想)

2016年からの増配率:+82%

2018年からの増配率:+11%(記念配を除く)

※上記増配率は2020年の配当に対して計算したもので、今年予想値に対して計算した場合とは異なります。

配当姿勢:連結配当性向50%(2021年1月期決算説明資料より)で、業績に連動した形での配当を実施。

長期的な観点に立ち資本の充実を勘案しながら、収益の状況に応じた配当を行うことを基本とし、この方針に基づき配当性向等を考慮し利益の配分を行っております。
(2021年1月期 連結業績予想および配当予想の修正に関するお知らせより)

 

財務のポイント:業績が悪化しても事業を継続できるか、配当を維持できるか?

不景気時にはキャッシュフロー赤字もあり。
自己資本比率は高く、悪くはない。

財務指標への考え方はこちらに記載しています。

みのかぶ家計簿

銘柄選定の重要ポイント第2弾です。 第1弾の配当についての解説は以下をご覧ください。 目次 1 財務のポイントとは?1.…

営業CF・フリーCF:ともに2010年、2020年に赤字あり。

自己資本比率:60.5%

配当性向:55.4%(2021予想では87.9%見込み)

 

成長性のポイント:今後事業が成長しそうか?

景気影響は受けるものの、規模としては拡大傾向。

成長性指標への考え方はこちらに記載しています。

みのかぶ家計簿

銘柄選定の重要ポイント第3弾です。 第1弾の配当についての解説、第2弾の財務についての解説はそれぞれ以下をご覧ください。…

過去3年間の売上成長(1年あたり平均):5.1%

過去3年間の純利益成長(1年あたり平均):18.4%

過去3年間の営業利益率:6.4%

従業員数も増やしており拡大傾向は見て取れます。ただし新たに発表された中期経営計画でも、「東京オリンピック・パラリンピックが予定どおり開催され、新型コロナウイルス感染症については、2022年1月期中に収束の目途がつくことを前提」としており、今後のコロナウイルス感染状況次第になるため不透明感はあります。

また、中期経営計画通りにいった場合でもコロナ前の利益水準に戻るのは2024年1月期となっており、当面は厳しい見通しです。

 

割安度合い:今の株価は割安か?

競合と比較すると割安。

ポートフォリオ運用する上での補正の考え方はこちらに記載しています。

みのかぶ家計簿

銘柄選定の重要ポイント最終回、ポートフォリオ構築のための微調整編です。 第1弾の配当について、第2弾の財務について、第3…

PER(時価総額÷当期純利益):12.05倍

PBR(時価総額÷純資産):1.42倍

ミックス係数(PBR×PER):17.111※ベンジャミン・グレアム氏が提唱した指標で、企業のBS・PL両方の観点から企業の株価の割安性を見極める指標で低いほど割安となります。
グレアム氏が割安としていた目安は22.5です。

 

その他:景気影響は大きいか、セクター的には積極的に購入すべきか。

景気影響は受けやすい業態。
また、受注産業であり利益が積みあがる構造でもないため不安定さはついてまわる。

業種:サービス

景気敏感株か:〇

業界の中では大手、規模も拡大傾向、自己資本比率も高いことからすぐに会社が傾くようなことはなさそう。

 

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