2021年3月決算を振り返る part8(5/14発表分)

決算シーズンですね。

企業は3か月ごとに四半期決算を出しますが、その年度の終わりに出す本決算では最終的な結果と翌年の会社予想が出されます。

四半期決算が中間報告で、本決算が最終報告ですね。

毎年3月に決算を迎える会社が多いのですが、決算をとりまとめるのに1か月ほどかかるので今の時期が決算発表ラッシュとなります。

今回は以下の銘柄について見ていきます。

・旭有機材(4216)
・アルテリア・ネットワークス(4423)
・コプロ・ホールディングス(7059)
・KDDI(9433)

旭有機材(4216)

銘柄分析記事は以下です。

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2021年3月期(前年度)は売上高5.4%減、当期純利益11.1%減で減収減益でした。

自動車系は持ち直してきているものの、設備の修繕計画が見直しになるなどして減収しました。

配当については維持でした。

 

2022年度3月期(今年度)は売上高8.3%増、当期純利益10.3%減の増収減益を予想。

売上は回復するものの、原材料価格などのコスト増加や繰越欠損金利用の終了に伴って税負担が増加することが減益の理由です。

配当については維持の予想です。

減益が続いていますがまだ配当性向は38.3%見込み。余力はあります。

 

扱う商品はニッチな領域をとれていますし、いましばらく我慢が続く感じですね。

 

アルテリア・ネットワークス(4423)

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2021年3月期(前年度)は売上高3.6%増、当期純利益3.8%増で増収増益でした。

ネットワーク領域はクラウドの普及もありまだまだ成長過程です。

コロナ影響で一部の顧客企業にてサービス開始の遅延や減免申請があり、伸び具合については正直もうちょっとほしかったところ

配当については上方修正も行われ、52.97円から55.37円に増配されました

 

2022年度3月期(今年度)は売上高2.2%増、当期純利益4.8%増の増収増益を予想。

 

新しい中期経営計画も発表されており、今年度の予想値から2年後には19%売り上げを増やした650億円以上、2025年度には800億円以上の売上にする計画となっています。

配当については2.63円増配して58円の予想です。

 

3年後、5年後にさらに成長していることを目指して今後も積極的に保有していきたい銘柄です。

 

コプロ・ホールディングス(7059)

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2021年3月期(前年度)は売上高13.1%増、当期純利益6.9%減で増収減益でした。

人材派遣の会社であり基本的には社員数に比例して売上が増える構造ですが、給与ベースの引き上げや新型コロナウイルス感染疑いのある社員の自宅待機もあって減益となりました。

配当については事前の会社予想通り、60円から75円に増配されました

なお、4月付で株式分割を行っています。

 

決算発表の中で気になったのは定着率の低下(離職率の増加)ですね。

とはいえ社員数全体としては増加しており短中期では問題はなさそうです。

定着率が右肩下がりになっている点は気になりますのではやく回復してほしいところ。

 

それから驚いたのはプライム市場への参加方針表明でした。

時価総額としては141億円で流通株式時価総額としては資料のとおり50.5億円ですので、基準となる100億円とはかなり開きがあります

大株主が市場に売却してもそれによる値下がりも発生します。

当面は暫定措置としてプライム市場には残れるとのことですがいずれはスタンダード市場に移されるのはやむを得ないと考えていましたが、まさかの発表。

1番ありうる対応としてはやはり大株主による売却ですが、どこかのタイミングで株価が急落する可能性は大きそうです

 

2022年度3月期(今年度)は売上高10.2%増、当期純利益3.8%増の増収増益を予想。

4月末に機械設計技術者派遣業等を営むアトモス社を子会社化したため、本来であれば連結対象となりますがその分はまだ反映されていません。

 

配当については株式分割で実質37.5円だったところから40円へと増配の予想です。

 

プライム市場の話や増配など、強気の発表が多かった印象ですが今後の動向は注目です。

 

KDDI(9433)

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2021年3月期(前年度)は売上高1.4%増、当期純利益1.8%増で増収増益でした。

 

詳細を確認してみるとau携帯事業としては減収しているものの、au経済圏の発展が上回って増収につながったことが分かります。

個人としての消費者感覚ではau経済圏よりも楽天やPayPay(ソフトバンクKK)のほうが強く感じますがどうでしょうか。

配当については事前の会社予想通り、115円から120円に5円増配されました

 

2022年度3月期(今年度)は売上高0.7%増、当期純利益0.5%増の増収増益を予想。

 

配当についてはさらに5円増配されて120円から125円と増配の予想です。

増益ペース以上の増配が続いており、配当性向は2019年度の41.7%から2020年度は42.2%、2021年度予想は42.7%とじわじわ高まってきています

どこまで増配してくれるかは悩ましいところです。

とはいえソフトバンクKKより配当性向は圧倒的に低く、まだまだ増配は続くと見ています

 

私自身のポートフォリオの中でかなり大きな割合を占めている銘柄であり、当面は買い増ししないつもりですが今後も成長、増配してくれるといいなと思っています。

 

おわりに

決算発表がピークであり、紹介する銘柄も保有銘柄の中で注目していた銘柄に絞りましたがアルテリア、コプロ、KDDIについてはしっかり増配してくれました。

その他の銘柄についても土日のあいだでゆっくり確認していこうと思います。

まだまだコロナの影響もあってV字回復できる企業もすべてではありませんが、さすがに来年度には戻ってほしいです。

具体的な予想が出ることはないのですが、決算を見ながら今後も期待できる会社かどうか見極めていきたいと思います。

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