楽天証券の自動入金(スイープ)が米国株に対応!

まだ正式な発表はされていないのですが、楽天証券で自動入金サービス(スイープ)の対象に米国株が加わるようです。

個人的に気になるニュースでしたので取り上げてみようと思います。

(正式な発表はされておらず私の想像込みでの内容となりますのでご了承ください。)

==追記=========

3/26に正式発表されました!

Webからの注文では4/4開始、スマホアプリ(iSPEED)では4/12開始とのことです!

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自動入金(スイープ)とは? そんなにいい話?

そもそも自動入金サービスとは何か一度まとめます。

通常証券口座から株式などの金融証券を購入する場合には、自身の銀行口座などから証券口座に入金を行っておく必要があります。

金融商品は証券口座内のお金で購入する必要があるからです。

 

しかし、証券口座をメインバンクにしている人はそう多くないかと思います。

たとえ0.01%であっても金利がつき、ATMで引き出しやすい銀行口座に現金は持っているケースがほとんどです。

そのため、基本的には株式を購入する場合には証券口座への入金というひと手間がかかります。

 

楽天証券と楽天銀行を利用してマネーブリッジというサービスを利用している場合、自動入金サービスを利用してこの「ひと手間」をなくすことができます。

証券口座に現金が入っていなくても、紐づけされた楽天銀行内の預金を「金融商品を購入するためのお金(買付余力)」として扱うことができます。

(楽天証券より)

 

 

 

また、今回の話とは別になりますが配当金等で証券口座に現金が発生した場合に自動で証券口座から銀行口座にお金を移動(証券口座から見ると出金)することもできます。

 

ただし、3/21現在で自動入金サービスは以下の金融商品でしか利用ができず、米国株には対応していません

・国内株式 買い注文、訂正注文

・信用取引 : 新規注文、訂正注文、現引注文

・投資信託 : 買い注文、積立設定(「証券口座」からの引落)

・国内債券 : 買い注文(円貨決済)

・外国債券 : 買い注文(円貨決済)

・楽ラップ : 新規申込、増額申込

・金プラチナ:買い注文、積立設定

 

今回の利用規約変更の影響は?

私は証券口座として楽天証券を利用しています。

本日楽天証券にログインしたところ、3/16に以下のお知らせが来ていました。

楽天証券

2021年4月4日(日)に「楽天証券マネーブリッジ利用規定」を改定いたします。詳細につきましては、下記規約および新旧対照…

4/4付で利用規約に変更があり、自動入金の対象として米国株が追加になるとのことでした。

実際の利用規定の変更は以下となります。(太字下線部分が追加)

第8条 自動入金(スイープ)は、当社が別途定める金融商品の新規注文または訂正注文において、楽天証券口座の預り金または委託保証金・証拠金等(以下、「預り金等」といいます。)の残高が、当該注文に必要な金額(以下、「必要額」といいます。)を下回る場合に、不足している金額を楽天銀行口座から自動的に入金するサービスです。なお、米国株式の円貨決済注文については、注文執行中の為替レートの変動にともなう必要額の増加により、追加的に自動入金(スイープ)が発生する場合がございます。詳細は、当社所定のウェブサイト等にてご案内いたします。

 

追加になる部分の意味としては「米国株を円貨決済(事前にドルに換えずに注文時点では日本円で指定しておくこと)した場合に、証券口座に入金していた日本円に不足が発生した場合は自動入金が発生する」という意味と理解しています。

 

つまり、現時点では以下の2通りの解釈ができそうです。

①日本株同様に自動入金を利用できる(事前に証券口座への入金をわざわざしなくても楽天銀行にある残高の範囲で注文することができる)
+ 円貨決済時の不足金額を自動入金で補填できるようになる

②これまで通り事前の証券口座への入金は基本的に必要だが、円貨決済での注文を行った上で実際の購入金額が入金額では不足した場合に限り自動入金によって補填でき、注文ができないといったことがなくなる

 

ただ、お知らせに出ている文章としては「自動入金(スイープ)の対象商品追加(米国株式)に伴う記載内容の追加」となっており、①の解釈のほうが「自動入金(スイープ)の対象商品追加」という記載と合致するのではないかと考えています。

 

念のため、今回変更となる「楽天証券マネーブリッジ利用規定」を全量見直してみたのですが、対象商品については以下の記載がありました。

自動入金(スイープ)の対象となる金融商品は、当社所定のウェブサイト等にてご案内いたします。

(楽天証券マネーブリッジ利用規定 第8条 3.より)

 

つまり対象商品として米国株を追加すること自体は、利用規定の変更は必要ありません

しかし、円貨決算時に発生した不足金額の扱いについて自動入金サービスを利用するようになる点についてはこれまで自動入金サービスの内容に含まれていないことになるため利用規定の変更が必要になったと考えています。

 

実際に規定が変更となる4/4にすぐ米国株に対応するかどうかは不明ですが、少なくとも対応する前準備が整うことは間違いありません。

 

気になること

現時点ではまだ詳細が発表されていないのですが気になる点が2点あります。

1つ目は手動で証券口座に入金&ドルへの両替を行った場合と比較した際の手数料が変わるのかどうか、2つ目はいつから開始なのかです。

 

1.為替手数料

楽天証券を利用する場合、証券口座への入金は円で行い、証券口座内でドルに両替することが多いです。

外貨での入金も可能ですが、SMBC信託銀行または三井住友銀行からしか行えません。

 

この場合ドルに両替する際に為替手数料が発生するのですが、1ドルあたり25銭となります。

今は期間限定で手数料をキャッシュバックするキャンペーンが行われていますが、あくまで期間限定のため割愛します。

楽天証券

2021年2月21日(金)16時から4月2日(金)14時まで、外国為替取引(定時取引・夜間取引)での米ドルの買付手数料(…

 

 

この「1ドルあたり25銭」が変わらず、ドルに両替するタイミングにはこだわらないのであれば、手間がなくなるメリットしかないため迷わず今後利用することになるでしょう。

(そこまでやるならSBI証券みたいに米国株の定期買付サービスまでやってほしいですがこれは高望みでしょうか…?)

 

ちなみにこの「1ドルあたり25銭」ですが、最安ではありません。

SBI証券&SBIネット銀行を利用する場合には、SBIネット銀行内でドルに両替する際の手数料が「1ドルあたり5銭」であり、SBIネット銀行からドルでの入金が可能なため、この「1ドルあたり5銭」が最安です。

 

ただ私はSBI証券の外国株取引の画面(UI)がどうも好きになれません。。。

少し前まで米国株はSBI証券中心に購入していたのですが、今月から楽天証券を利用するようにしました。

保有米国株の移管も申請中ですので、完了したらまた記事に書こうと思います。

 

2.いつから開始か

こちらについては予想ができません

規定の変更はたしかに4/4付なのですが、すでに4/5からのサービス変更として公表されているものがあります。

楽天証券

2021年4月5日(月)より、外国為替取引のリアルタイム取引「夜間為替取引」の取引時間を大幅に拡大します。…

 

スイープの米国株対応とはまったく別で、リアルタイム為替取引の時間が変更になるというものです。

==追記=========

冒頭に記載した通り、3/26に正式発表されてWebからの注文では4/4開始、スマホアプリ(iSPEED)では4/12開始とのことです。

予想は大外れでした。

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(楽天証券より)

 

またこれに伴って「リアルタイム為替取引」による米ドル買い注文の取引単位は1USD以上0.01USD単位に変更されます。(4月2日までは100USD以上0.01USD単位)

これが4/5から開始なのですが、同じく4/4から可能になりそうなスイープの米国株対応が発表されていないというのはどうも気になります。

 

少なくとも4/4や4/5に開始されるわけではなさそうな雰囲気がありますね。

 

このアップデートでメリットのある人はだれ?

今回のサービスアップデートで以下のような人にとってはメリットが大きいと思います。

・楽天銀行をメインバンクにしている

・為替手数料は気にしない

・米国株の貸株ができなくてもいい

3点目の貸株について、今回は詳しい説明は省略しますが米国株での貸株は楽天証券では利用できません。

ネット証券で言うとSBI証券くらいしか利用できませんので、貸株をしたい人にとってはSBI証券一択で今回の変更で楽天証券が気になるということはないかと思われます。

 

おわりに

今回気になるお知らせを見つけたので推測込みで書いてみました。

まとめると以下の通りです。

・楽天証券の自動入金(スイープ)とは楽天銀行口座内のお金を直接楽天証券の買付余力として扱えるサービス

・4/4から利用規定が変更され、自動入金が米国株でも利用可能になる(少なくとも規定上は。実際にいつからできるようになるかは不明)

・為替手数料がすこし高くなってもいいなら、手間が省けるため楽天証券で米国株を買いやすくなる

・この勢いでSBI証券を真似て定期買い付けサービスも開始してくれたらうれしい。。。

 

正式な発表が出たら、またまとめたいと思います。

楽しみに待ちましょう。

 

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