【銘柄分析】GMOフィナンシャルHD(7177):成長とともに増配。投資家増を背景にさらに成長なるか?

本記事は銘柄に対する記載も含みますが、投資を推奨するものではありません。
また、本記事の内容は投稿時のものとなるため企業データの最新情報と異なる可能性があります。
あくまで自己判断での投資をしていきましょう!

今回はGMOフィナンシャルホールディングスです。

近年投資に対する注目度が上がっている中で、FXに強みを持っています。

暗号資産の領域でも一定のシェアを持っています。

配当については会社予想が出ていませんが、配当性向60%を基準として業績に連動する形で支払われており実際には4~5%程度の利回りとなります。

 

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2020年度決算発表の分析を以下の記事で行いました。

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事業概要

会社名:GMOフィナンシャルホールディングス

業種:証券業

個人投資家向け金融サービス持株会社で、証券/FX事業、暗号資産事業が主となります。

GMOクリック証券、FXプライムbyGMO、GMOコインをサービスとして持っており、FX領域では2020年に年間取引高世界1位となりました。

2020年は株式・FXでは減益だったものの利益面では暗号資産事業が下支えして増収増益となっています。

名前の通りGMOグループの企業であり、GMOインターネットが親会社です。

株価:969円(2021年03月17日現在)

配当月:3、6、9、12月

 

日本では珍しく年4回の配当となっています。

 

 

総合評価:116.11ポイント(1位/2717社中)

投資に対する注目度上昇に伴って増益が目立ちます。
業績連動型のため、増益するとその分配当金が増える会社です。
一方で手数料競争が激しいこともあり2019年など減配もありえます。

配当面、成長性面ですばらしい会社です。

日本でもアベノミクスやコロナショック後の株高で投資に対する注目度は日に日に増しており、投資の性質上どんどん市場規模は大きくなるため成長性は非常に高いと考えています。

 

 

配当のポイント:今の利回りはどうか、今後増配しそうか?

減配の可能性もあるが、利回りは高水準!

配当指標への考え方はこちらに記載しています。

みのかぶ家計簿

先日KDDIの銘柄分析について投稿してみました。 今後も似たようなかたちでいろいろな銘柄について書いてみようと思っていま…

利回り:4.65%(※2021年03月17日現在の株価に対して四季報予想の配当金45.06円で計算)

配当推移(2016年~):22.32円(2016)→21.60円(2017)→32.25円(2018)→25.78円(2019)→37.42円(2020)
 201712月期から決算日を3月末から12月末に変更していますが、比較のため20173月期の配当は記載していません。

2016年からの増配率:+67.7%

2018年からの増配率:+16%

配当姿勢:安定配当をうたっているものの市場動向で減収減益が発生することも多く、その際は容赦なく減配。

当社は、株主に対する利益還元と内部留保の充実を総合的に勘案し、収益性、成長性、企業体質の強化を考慮しつつ、継続的かつ安定的に配当を行うことを基本方針としており、2020 年 12 月期については、株主の皆様への利益還元のさらなる充実及び株主層の拡大を図るため、親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向 60%を目途に、四半期ごとに配当することを目標としております。
(2021/02/02 剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ より)

 

財務のポイント:業績が悪化しても事業を継続できるか、配当を維持できるか?

証券会社の性質上参考程度のデータ。

財務指標への考え方はこちらに記載しています。

みのかぶ家計簿

銘柄選定の重要ポイント第2弾です。 第1弾の配当についての解説は以下をご覧ください。 目次 1 財務のポイントとは?1.…

営業CF・フリーCF:赤字多い。(2015、2016、2020は営業CF・フリーCFともに赤字。2019はフリーCFのみ赤字)

自己資本比率:5.0%

配当性向:60.0%

 

成長性のポイント:今後事業が成長しそうか?

海外事業も順調でありまだまだ拡大余地は大きい!

成長性指標への考え方はこちらに記載しています。

みのかぶ家計簿

銘柄選定の重要ポイント第3弾です。 第1弾の配当についての解説、第2弾の財務についての解説はそれぞれ以下をご覧ください。…

過去3年間の売上成長(1年あたり平均):22.1%

過去3年間の純利益成長(1年あたり平均):14.0%

過去3年間の営業利益率:32.7%

 

割安度合い:今の株価は割安か?

成長性への期待の裏返しで割高感は否めない。

ポートフォリオ運用する上での補正の考え方はこちらに記載しています。

みのかぶ家計簿

銘柄選定の重要ポイント最終回、ポートフォリオ構築のための微調整編です。 第1弾の配当について、第2弾の財務について、第3…

PER(時価総額÷当期純利益):15.6倍

PBR(時価総額÷純資産):3.05倍

ミックス係数(PBR×PER):47.58
ベンジャミン・グレアム氏が提唱した指標で、企業のBSPL両方の観点から企業の株価の割安性を見極める指標で低いほど割安となります。
グレアム氏が割安としていた目安は22.5です。

競合となる会社で言うと以下のような数値です。

SBIHD:PER 19.7倍、PBR 1.64倍、ミックス係数 32.39

松井証券:PER 39.47倍、PBR 3.03倍、ミックス係数 119.41

マネックスグループ:PER 25.47倍、PBR 3.00倍、ミックス係数 76.41

 

その他:景気影響は大きいか、セクター的には積極的に購入すべきか。

景気敏感株ではないが、株式市場そのものの動向に左右されるビジネスではある。

業種:証券業

景気敏感株か:×

 

おわりに

2019年12月期決算で発表された、2021年12月期の営業利益目標は200億円。

2020年12月期は過去最高益で122.6億円であり、かなり厳しい数字ではないかと思われます。

一方で顧客属性としても稼ぎ時である30代・40代が半分以上を占めており、口座開設数も伸びていることから売上の拡大は今後も継続的に見込めます。

自社株買いも積極的に行っているので中長期でインカムゲイン・キャピタルゲインを狙えると思われます。

 

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